2015年12月18日

木組みのジャングルジム「くむんだーSAITAMA」

s-2015_0802_0144.jpg
 「くむんだー」は全国組織である「職人がつくる木の家ネット」の滋賀会員である川村克己さん(川村工務店代表)が取り組んでいる木組みのジャングルジムのことです。
 身近にある木を使って、自分たちで作りあげる遊具です。子供たちには大人気のイベントになっています。
 木の遊具ではありますが、木の加工、組み上げる行為は、実際の木組みの家の仕組みと基本はまったく同じものです。
 「くむんだー」の遊び体験から、木に触れ、親しみ、そしてつくることの楽しさを感じ取ってほしいという川村さんの思いから考案され、実現したものです。

s-2015_0802_0086.jpg

 木の家ネット・埼玉では、この川村さんの思いに呼応すべく「くむんだーSAITAMA」を実現させることを昨年から検討していました。
 今年(平成27年)の初め、ちょうどタイミングよく、埼玉県の木づかい運動実行委員会に提案できるチャンスがあり、委員会より支援いただくことが可能となりました。
 4畳半大の大きさを実作し、本格的にイベント展示することができました。

 材料の寸法は実物の家で使う大きさの縮尺1/2です。しかし、墨付けや刻み加工などの工程は実際と変わりません。
 清水の舞台や白川郷などの世界遺産でも用いられている伝統的な木組みを用いて製作しています。

s-2005_1231_168-2.jpg

 実際に子供たちの夢中で楔を打つ姿は、たぶん親御さんにも見せたことのないほどの集中力を発揮しているのではないかと思います。
 その姿は、私たちにも、ものづくりの原点のようなものを感じさせてもらえるような場となって、刺激を受けています。
s-2015_0802_0094.jpg

 「つくることって楽しい」
 この原点が「くむんだーSAITAMA」にはあります。
 さらに「自分でつくったもので遊べるなんて最高に楽しい」と子供たちの言葉です。
 まったくその通りです。
 実際に「くむんだーSAITAMA」に触れてみたい皆様には、各地のイベント会場にご来場ください。
 子供たちの夢中に取り組む姿は感動的ですよ。
s-2015_0802_0352.jpg
実際に「くむんだーSAITAMA」に触れてみたい皆様には、各地のイベント会場にご来場ください。

子供たちの夢中に取り組む姿は感動的ですよ。
保育園や幼稚園、小学校低・中学年の子供たちの遊具として、木育の教材としてご活用いただくことなどは最適と思われます。
ご興味をお持ちいただいた皆様には、ご相談いただければオペレーターと一緒の貸出しなど、お役に立てるご提案も可能と考えていますので、お気軽にコチラまでご相談ください。
s-2015_0802_0165.jpg
s-kinoie-net-saitama-50.jpg
 木の家ネット・埼玉
【関連する記事】
posted by 木の家サイタマ at 18:22| Comment(0) | 【お知らせ】 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
コメントを書く
お名前:

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント:

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。